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仕事と子育ての両立は難しい!ママ薬剤師におすすめの働き方を紹介します

りこ

子どもが産まれるとこれまでの生活が一変しますよね。

育児で疲れ、仕事で疲れ、心も身体もヘトヘトになりながら仕事を続けるって本当に大変なことです。薬剤師と子育ての両立って難しいと感じているママさんも多いのではないでしょうか。

この記事では、仕事と子育ての両立のポイントとおすすめの働き方について紹介します。働き方に悩むママ薬剤師にちょっとしたキッカケを届けます。

目次

【体験談】薬剤師の仕事と子育ての両立は難しい

仕事と子育ての両立が難しいと感じる場面って多いですよね。わたしには2人の男の子がいます。出産のたびに子育てしながら働くことを難しく感じた体験談を共有させてください。

1人目出産で気づいたフルタイム薬剤師の難しさ

1人目の長男が産まれると…

  • 子どものために頑張らなくちゃ
  • ちゃんと寝てくれているかな
  • 家事育児もこれまでどおりしなくちゃ

このような感情に襲われ毎日気を張っている状態でした。いつしか子育て疲れで仕事もままならなくなりフルタイムとして働く気力を失っていきました。

時短勤務に切り替えることも考えましたが、夫と話し合いパートタイムで働くことにしました。週3勤務の8時間労働です。

週3パートにして収入は減ってしまいましたが、心にゆとりができたことを今でも思い出します。仕事と子育ての両立は難しくとても大変です。少しでも辛いと感じたら働き方を変えてみることも大切です。

2人目出産で学んだ「3つの余裕」の大事さ

長男が産まれた2年後に2人目である次男が誕生しました。子ども2人を見るって大変ですね…。3人以上育てているママさん、本当に尊敬します。

長男はイヤイヤ期、次男は夜泣きタイムと騒がしくもにぎやかな毎日です。フルタイムのまま働き続けていたら発狂していたかもしれません。2人の怪獣たちを育てる中で3つの余裕が暮らしを明るくしてくれることに気づきました。

  1. 時間的余裕
  2. 心身的余裕
  3. 金銭的余裕

これらの3つを持って暮らすことで人生がパッと明るくなります。疲れ果てて子どもに当たってしまうことも、夫に文句を言うこともなくなり、笑顔が増えます。

専業主婦になってしまうと金銭的不安がありますが、時短勤務やパートであれば一定の収入を確保することができます。さらに、時間的余裕や心にゆとりが生まれます。

ママになった今、ゆるくのんびり働くという選択肢を持ってみてください。きっとあなたの暮らしにゆとりが生まれ笑顔溢れる子育てと暮らしができるようになります。

【パート薬剤師】仕事と子育ての両立をしたいママにおすすめです

仕事と子育ての両立が難しいと感じているママ薬剤師はあなただけではありません。わたしも難しいと感じ、フルタイム勤務は無理!となってパートタイムに切り替えました。

パートタイム勤務に切り替えた場合に気になる月収とメリット・デメリットを紹介します。

【ママ薬剤師】週3パートのリアル月収がこちら

子どもが産まれて仕事と子育ての両立が難しいと感じたため週3日×8時間のパート勤務に切り替えました。

リアルな月収がこちら⇩

正職員フルタイムのときと比べると大きく減ってしまいましたが、家族で生活していくには十分なお給料です。

週3パート薬剤師のリアルについて下記ブログにより詳しくまとめていますのでよかったら読んでみてください。

パート薬剤師として働くメリット・デメリット

パートタイムのメリットは、柔軟な勤務シフトを組んでもらいやすいので時間的ゆとりが生まれることです。その結果、身体的・精神的な負担が軽くなり育児をしながらでも働きやすいです。育休などでブランクがあってもパートタイムであれば復帰しやすいと思います。

一方でデメリットは、フルタイム勤務と比べると大きく収入が減ってしまうことです。ボーナス支給が無い職場もあるので求人情報はしっかりとチェックしましょう。

また、キャリア形成がしづらく勤務時間が少ないと社会保険に加入できない場合があるのでライフプランを考えながら働き方を選んでいくことが大切です。

仕事と子育てを両立させるために押さえておきたいポイント

仕事と子育ての両立をするためには働きやすい職場であることが大前提です。就職先を探すときに役立つポイントを解説していきます。

仕事と子育ての両立がしやすい職場の特徴3選!

  1. 突発的な休みが取りやすい職場
  2. ママさん薬剤師が多く在籍する職場
  3. 人が温かく雰囲気がいい職場

突発的な休みが取りやすい職場

子育てをしていると突発的な風邪などでお休みをもらわないといけない時がでてきます。

そんな時に休みを取りやすい職場だととても心強いです。一方で、代わりの人員がいなく休めない職場になると一気に仕事と子育ての両立ハードルは高くなります。

ママさん薬剤師が多く在籍する職場

ママさん薬剤師が多く在籍する職場は、子育てに理解があり行事などでの休みに寛容的です。また、仕事中の会話も子育ての話になることが多く、悩みを打ち明けやすいです。

男性が多い職場よりもママさんが多い職場を狙って働くと仕事と子育ての両立がしやすくなります。

人が温かく雰囲気がいい職場

働きやすさは人間関係で決まります。

これはどの職場でも共通することですが、とても大事なポイントです。いじわるな人や厳しいお局がいるだけで職場の雰囲気は悪くなり働きにくくなります。また、人間関係がギスギスしている職場ではその場にいるだけで嫌な思いをします。

採用されるまでに職場の雰囲気を確認したり、実際に働いている人の声に耳を傾けてどんな職場なのかしっかりとチェックしておきましょう。

就職先を探すときに押さえておきたいポイント!

  • 残業の有無と多さ
  • 職場の人員体制
  • 働きやすい人間関係

残業の有無と多さ

ママ薬剤師が就職先を探すときにまず確認したいことが「残業の有無」です。突発的な残業はどこの職場でもあるかもしれませんが、慢性的な残業が続くような職場では生活に大きく影響してきます。

特に、保育園や習い事の送迎に影響してくるので残業が月10時間以内の職場であることを目安に探すことをおすすめします。

職場の人員体制

次に、職場の人員体制を確認しておきましょう。

少人数で調剤薬局を回していたり、1人当たりの業務量があからさまに多い職場では負担が大きすぎます。結果として休みが取りづらく、子どもや家族との行事の調整に苦労することになります。

風邪が流行する時期など繁忙期は、人員が少ないと残業にも繋がるので要チェックです。

働きやすい人間関係

職場の人間関係は働きやすさに直結します。

しかし、採用される前に職場の人間関係を知ることができないことが多いです。お知り合いの方がいれば聞くこともできますが、知り合いのいない職場情報を知る方法は1つです。

それは転職サイトを通して確認することです。確認してもらっていた項目は次のとおりです。

  • 女性比率とその年代
  • 職場の離職率と離職者の雇用期間

この2つは採用申し込みする前に転職サイトを通して必ず確認していました。特に、離職率や離職者の雇用期間はブラックな職場かどうかを判断する基準にできます。担当者を通して確認してもらえるのでぜひ転職サイトを活用していきましょう。

≫実際に使って良かった転職サイト7選はこちら

薬剤師の勤務形態について解説!

  • 正社員(フルタイム・時短勤務)
  • パートタイマー
  • 派遣・バイト

正社員(フルタイム・時短勤務)

収入や福利厚生が充実している働き方正社員(フルタイム・時短勤務)です。基本的に週5以上の勤務が必要になります。

薬剤師正社員の平均月収とボーナス

  • 月収:41万7,500円
  • 年間ボーナス:76万8,700円

令和5年賃金構造基本統計調査より

共働き正社員であればボーナスも貰えて収入は安定します。一方で、子育てとの両立が難しいと感じるママ薬剤師も多いです。

キャリア形成していきたい薬剤師であれば正社員で働いた方が将来の収入UPに繋がることでしょう。子どもが小さいときだけ時短勤務にするなどして子育てと仕事の両立をしている人もいます。

パートタイマー

薬剤師のパートタイマーは、正社員とは異なり、主にシフト制で働き、時給制で給与を受け取る働き方です。

薬剤師パートタイマーの時給と年収(目安)

  • 時給:2,000~2,600円
  • 年収:200~350万円

パーチタイマーの場合、週に何回シフトに入るかで大きく年収が上下します。また、正社員と違ってボーナスがありません。

収入面では正社員と比較すると下がってしまいますが、勤務時間の柔軟であったり、時間的ゆとりが増えます。ママ薬剤師にとって仕事と子育ての両立がもっともしやすい働き方です。

派遣・単発バイト

薬剤師の派遣・単発バイトは、短期間で収入を得たい人や、柔軟な働き方を求める人に適しています。副収入として正社員やパートタイマーの人もやっている人がいますね。

派遣・単発バイトだけで生計を立てることは難易度が高いです。あと数万円収入を増やしたいときや子育ての合間に働きたいときだけ働くという人に向いています。

月3万円収入が増えるだけで生活にゆとりができたり、子どもに惜しみなくお金を使うことができます。最近は、薬剤師の派遣・単発バイトを紹介する転職サイトも増えてきていますのでぜひ活用してみてください。

ママ薬剤師におすすめの働き方ベスト3!

ブランクがあったり、育休から数年たち薬剤師と復帰しようと考えるママは多いです。復帰を考えるとき、どんな職場を選べばいいか悩みますよね。

特に、ママ薬剤師であれば仕事と子育ての両立のしやすさは職場によって異なります。ここではママ薬剤師のおすすめの働き方を3つ紹介します。

➀調剤薬局

ママ薬剤師の復職先として、最も人気が高いのが調剤薬局です。シフト制を採用している職場が多く、時短勤務やパートタイムなど、柔軟な働き方を選べるのが特徴。特に複数の薬剤師が勤務する薬局では、急な休みにも対応しやすい環境が整っています。

また、近年は在宅業務の需要も増えており、患者さんとじっくり向き合える業務も。ブランクがある方でも、先輩薬剤師のサポートを受けながら、徐々に業務に慣れていける職場が多いのも魅力です。

出店形式は、総合病院門前や面薬局などさまざまですが、立地よりも薬剤師数やヘルプ要員の有無などの職場環境に注目しましょう。家庭重視で働きたい場合には、処方箋の枚数や内容、対応診療科目に着目し、忙しすぎないところを選ぶ方法もあります。

求人応募前のワンポイントアドバイス

求人に応募する際は、以下の点を確認しましょう。

  • 繁忙時間帯と保育園の送迎時間(自分が働きたくない時間など)が重ならないか
  • 土日のシフトはどうなっているのか

②ドラックストア

OTC医薬品を中心とした業務なので、調剤業務への不安が大きい方にもおすすめです。接客や商品管理が中心で、患者さんの症状に合わせた市販薬販売のアドバイスがメインの仕事です。子育て中のお客様も多いので、自身の子育て経験を活かせる場面も多いでしょう。

大手チェーン店では福利厚生が充実していることも。また、店舗によっては調剤併設のところもあり、ゆくゆくは調剤業務にもチャレンジできます。繁忙期以外は比較的落ち着いた雰囲気で働けるのも、ブランクのある方には心強いポイントです。

求人応募前のワンポイントアドバイス

求人に応募する際は、以下の点を確認しましょう。

  • 店舗の営業時間と勤務時間
  • 繁忙期の出勤体制

③病院

病院薬剤部は、土日祝日が基本的に休みで、勤務時間も規則的。子どもの送迎があっても、スケジュールが立てやすいのが魅力です。また、大規模な病院では子育て制度が整っていることも多く、長期的なキャリアプランを描きやすい環境です。

チーム医療の一員として、医師や看護師と連携しながら働けますが、病院によっては当直や夜勤が必要な場合もあります。大学病院や高度急性期病院など高度医療を提供している病院は避けた方がいいでしょう。

そうでない場合にも、面接時に勤務条件をしっかり確認しましょう。日勤のみの外来調剤から始められる病院もあるので、要チェックです。

求人応募前のワンポイントアドバイス

求人に応募する際は、以下の点を確認しましょう。

  • 外来調剤だけでなく、病棟業務や当直・夜勤の有無
  • 夜勤時の保育サポート体制(院内保育で夜勤保育士がいる場合もある)

【ママ薬剤師向け】薬剤師の転職サイトおすすめ7選

就職先を探すときに自分だけで探すことは避けましょう。もっとよい給料・待遇の職場を見落とす可能性があります。

転職サイトを使って情報収集することは必須です。

  • 履歴書添削・面接対策してくれる
  • 未公開求人を紹介してくれる
  • 給料・待遇を求人先と交渉してくれる

無料で使えるのにメリットはたくさんあります。実際に使ってよかった転職サイトを下記にまとめています。活用して少しでもよい就職活動にしていきましょう。

実際に使って良かった薬剤師転職サイトはこちら

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まとめ|仕事と子育てを両立できる働き方を探してみよう!

夫婦ふたり暮らしのときと違って、子どもができると生活は一変しますよね。

子どもの世話をして家族のための料理・洗濯をし寝る時間は0時前なんてこともあたりまえです。フルタイム薬剤師で働いていると限界を感じる人も多いと思います。

大事なことは3つの余裕のバランスだと思います。

  1. 時間的余裕
  2. 心身的余裕
  3. 金銭的余裕

子どもや家族と過ごせる時間は限られています。フルタイム勤務でなくても薬剤師の強みを活かして稼ぐことは可能です。

わたしは、パート勤務でゆるくのんびり働く選択をして後悔はありません。むしろ、ゆとりができて幸せな暮らしに近づきました。

この記事をキッカケに時間と心・身体とお金の余裕のバランスを見ながらあなたにあった働き方を探してみましょう。

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